レンジフード交換工事の流れ

レンジフード交換作業時の注意事項

2018年05月25日 10時59分

多少、大きな音が出る場合がある
レンジフード交換作業時には、多少、大きな音が出ることがあります。これは電動ドリル等の道具を使う際にでるもので、それほど気にするほどの大きさのものではありません。ただ、集合住宅などでは、作業の際に隣近所や上階・下階の住民に知らせなければならない場合もあるかと思います。作業の前に、お住まいの場所のルールを確認してください。
 
最近は出費を抑える目的からか、レンジフードの交換をDIYで行う人もいるようです。しかし、レンジフードの設置に関しては、位置や高さ、幅などが消防法で詳細に決められており、この基準に沿った製品を、基準に合った形で取り付ける必要があります。また、レンジフードの取り付けには電気工事が必要になるケースもあります。屋内配線の工事には、第二種電気工事士の免許が必要です。
 
配線の不具合により、火事が発生することもあるので、素人仕事は厳禁です。
 
レンジフード交換、工事の内容はシンプル
レンジフードの交換時期は、だいたい設置から10年を目安に考えるといいでしょう。最近はレンジフードのラインアップも豊富ですが、設置場所の状況によっては、ご希望のタイプが設置できない場合もあります。事前に設置場所の状況をメーカーに確認してもらってください。
 
レンジフードの選び方ですが、メンテナンスのやりやすさや、機能を重視して選べばいいでしょう。ただ、設置予定場所に適合した製品かどうかのチェックは怠らないようにしてください。
 
レンジフード交換には設置場所の状況によりますが、通常、2時間から4時間程度の時間がかかります。作業自体はシンプルなものですが、完全にフラットに取り付ける必要があるため、正確に採寸し、ネジ止め位置を決めていきます。
 
キッチン用換気扇は着々と進歩を続けています。掃除をほとんど必要としない「ノンフィルター」。リモコン付きの換気扇もあります。コンロと連携したタイプのレンジフードでは、コンロの使用開始と同時に換気扇が作動を始める連動型や、強制的に給気と排気を行い、換気効率を最適化するタイプのレンジフードも開発されています。